光然(こうねん)の高野山修行日記・一 前半

初めまして、もしくはお久しぶりです。私、木下光然は三月十六日に高野山専修学院での一年間の修業を終え、無事に観音院へと戻ってまいりました。

ひとえに皆様の温かいご支援とご声援が有ったからこそ、日々を乗り越えることが出来たのだと、深く御礼を申し上げます。

平成二十七年度は高野山開創千二百年という区切りの年でもあり、千二百年特別法要が四月二日から五月二十一日まで行われ、私達高野山専修学院七十三期生は、その出仕のために例年より二週間ほど早く高野山での生活が始まりました。おかげで貴重な体験も多くさせて頂き、大変勉強になりました。

この項では私が高野山専修学院でどのように過ごしたかを乱文ではございますが、掲載させて頂きます。

記憶力に自身の無い私ではありますが、幸い高野山にいる間は日記を書くようにしていました。おかげで三食何を食べていたかと言う事に関しては、ほぼ余す所無く記憶が残っているので、これを参考にしながら記憶を掘り起こして行く次第であります。

続く

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