住むにも家無き人が増える傾向

■お金も底をついてきた。財布には千円も残っていない、そのような人々の悲鳴が聞こえてきます。 日経ビジネスに建設焦土五百万人産業という特集がありました。

  姉歯設計事務所の構造計算書偽装問題は、建設不況の前兆だったのかもしれません。建設業の裾野は広く、その仕事に従事する人たちは大変に気の毒なことでした。下請けから下請けに仕事が流される段階で、理由無き金銭が上納される仕組みが根強く残って下請けを苦しめています。

  私もエコカーに替えましたが燃費はガソリン車より良いように思います。リッター十六km位です。

  寺の中の照明をLEDに変更する予定で色々調べています。
製品を買わずに部品を求めて、コツコツ作る予定です。

  政治は不安定、百年に一度の経済危機。失業者の増大、企業の破綻、絶望的な状態です。ですが、思い出して下さい、第二次大戦で負けた日本は都市の大半が焼け野原、貯金は封鎖され、財閥は解体、農地解放。零からの出発です。

 戦後直ぐに妹が死亡して、両親が療養中だったため、六年生の私が妹を背負って、遠方の医院に死亡診断書をもらいに行き、夕刻、楕円形に土を掘り、木を拾って来て、遺体を置き、トタン板を被せて荼毘(だび)に付しました。

 私も住職も艱難と辛苦を十分に舐めました。多くの家庭が同じ過程を通られました。それを基盤として今日の日本が有ります。共に希望を持たれて運を切り開いてください。敗戦という尋常では無い状態を切り抜けたのですから。

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