今年が良い年でありますように祈ります

一月は往(い)ぬる、二月は逃げる、三月は去ると申しますが、歳月の経つのは早いもので、今月末に決算して、四月十四日は決算と予算案承認の観音院の評議員会や責任役員会が開催されます。

決算は大きな余剰金が生ずることも無く、欠損が生じることも無い、真にお寺らしい数字になりそうで安心して役員会が開けます。

多くの事業所が欠損を出される中で差し引き零の決算ができることはみ佛さまのご加護と皆さんの尊いお布施によるもので、この寺の住職としては感謝の言葉もないほどに有り難いことです。

この一年間、ご本尊さまとして真言の教主・大日如来さまをお迎えできまして、本堂は輝いています。

また、法主さんの考えられた釈迦三尊の佛龕(ぶつがん)式佛壇ができあがりまして、これは永代供養の佛壇としてお寺で預かるのに便利であり、ご家庭で祭られるのに場所をとらず、引越しなどにも容易で、大変に便利なものとして喜ばれそうです。

元々、僧侶が携帯するために造られたもので、持ち歩きに便利、かつ、諸佛、諸菩薩が精巧に刻示されていて、本堂そのものです。戒名や遺骨を収める蓮台が長所で、広く普及したいものです。

寺務処理に使用するパソコンもマックG4キューブが三台、メモリーが一ギガ、データ保存部分が三十ギカもあります。IBMのパソコンはデータ保存部分が六十ギガもあってキーボードではなく音声で入力できます。何れも最新最高の性能を有するものです。

昔、お寺の寺子屋は読み書き算盤でしたが、これからは情報処理技術の普及になるかもしれません。

ともあれ、皆さんのお寺として努力したいと願います。


昔は読書き算盤、今はパソコン

お寺の使命は、第一は皆さんにみ佛の教えを広め伝えること、日々礼拝(らいはい)に精励して亡き人の冥福を祈ること、そして皆さんがより良い未来を歩まれるよう勉強されることを手伝うことです。これからはITの時代です。普及のお手伝いをしたいと考えています。

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