世間が激動しても変わらぬ考え方を持ちたい NO2

観音院の御本尊は観音町の由来の通り堀から拾い上げられた観音様をお祀りしてからの由来である。寺を継いで七年間経典研究に没頭し、真言宗の教義通りに金剛界大日如来様を本尊にしました。月刊観自在を発行したり、大般若転読法要を毎月営んだり、年中無休で法要を続ける事は、壇信徒会に相談し、
了承を得て行った。これには責任役員十名・評議員五十名・監事三名・教師総代七名の同意を得ている。経理は当然に全面的に公開しているし、運営も役員会の協議によるものである。
熱心に十善戒を説き続け、いたわり、慈しみ、思いやり、相手の立場で考える教えを観音院の中心に置いた。

二百六十四家の檀信徒を引き継いで現在は二十五万人の信徒になるまでは苦労が無かったとは言えないだうろ。こんな話は嫌味だな。

その過程で得たものが十善戒であり、それに基づく「いたわり、慈しみ、思いやり、相手の立場で考える」という教えが自然と出て来た。

結果として「いたわり、慈しみ、思いやり、相手の立場で考える」事は皆さんが徹底的な実行されていかなる時でも間違いが無いと確信するに至った。

そして、この考え方を受け入れ実行される方々の多くの幸せを聞きました。この間、約五十年経済的に困難な世情や繁栄する世の中、またバブルの崩壊や、金融緩和の現代に跨って、僧侶はなるべく十善戒を護持し、それを道徳とし、「いたわり、慈しみ、思いやり、相手の立場で考える」事で私も信徒の皆様も大成された例が多く、
現在では確固たる信念になっています。

心すべきは当然の事を成しただけで、当たり前の事をしたのでしょう。

現在、世襲制も廃していて弟子に恵まれて後継者の心配は有りません。また、運営上の悩みなど皆無です。

私は修行中に山野を跋渉する際に危険を避けるために腰に鈴を付けて、それを日常にまで延長し、世間から「鈴之僧正」と言われ、これは観音院のブランドでありますから個人が所有し続けるのは間違いであると寛恵僧正に譲りました。

今は院家(寺の隠居と言う程の意味)名無しでは居れないので、融通無碍と称しております。融通無碍の意味は何にも拘る事無く自由自在であって且つ倫理道徳に反する事無く生きて居るつもりです。どうかな。

今年の秋彼岸中に一日般若心経千巻読誦していて蝋燭の点滅を区切りにしていました処、広島赤十字病院に入院し、三十六日間の加療を受け、幸いにも回復して十一月の大般若転読法要に出仕到す事が出来ました。

退院後沢山の人にお会いしましたが、皆さんが顔色が良い、足取りが軽い、元気になられた、具体的には六十七キロの体重が六十キロになり一日の食事の摂取カロリーは千四百四十キロカロリーで暮らしています。

目指せ、百五十歳なんて申しておりますが、寿命が来ればそれが定命と言うものでしょうか。

私はとても楽天的で、愚痴、悪口、怠惰な態度は好みません。物事はあまり深刻に考えない方が楽ですよ。楽天的だが慎重さは失いません。

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全てに愛を 光と祈りを 親から子に 子から孫に 読み伝えられる

毎月1日発行 月刊「観自在(かんじざい)」

発行所 観自在社

送料共 1000円/一年分

いたわり 慈しみ 思い遣り 相手の立場で考える  広島のお寺 観音院(かんのんいん)       http://www.kannon-in.or.jp/

〒733-0032 広島県広島市西区東観音町10-2

TEL 082-233-5000

厄年厄除・家内安全・商売繁昌・身体健康・学業成就・安産守護  入学試験合格祈願・家族祈願・交通安全・無事成長・その他悩み事  困り事の相談は駆け込み寺の観音院。  毎日 午前10時・正午12時・午後2時から三座の法要を執行し、皆さまの  御祈願を拝ませて頂きます。

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広島ブログ

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