世の中の動きはいつも急だ 危ない橋は避けて通りたいね

世の中の動きはいつも急だ 危ない橋は避けて通りたいね

七月十日の参議院選挙は自民・公明の勝利で終ったね。

ここで、それぞれの人が語る政策の是非について論じる事は止めておこう。

それぞれの立場で見える物、得る物が違うのだから、相容れないものが有ると言うのも
致し方ないのかもしれない。

誰もが満たされた生活が出来るようにと願ってはいるが、これも人によって満足できる
基準が違うのだから、難しい話だね。

とは言え、イギリスのEU離脱、アメリカ大統領選挙とそれに伴うTPPの見直しなど、
これから先を楽観視することも出来そうにないな。

なにか動きが有る、有りそうだとなると、世界中で株が変動して、貨幣の価値が上下するのは複雑怪奇としか言いようがない。

株価の変動の煽りを食らって年金の資金運用が大いにマイナスになっているという話もあるね。
大勢に問題は無いと語る人も、将来に憂えるべき損失があると語る人も有って、一概にどちらに誤りがあると決めつける事が出来ないからこそ問題なのだろう。

今に始まったことではないが、年金の支給年齢も段々と繰り上げられる様子だし、今まで通りの形で受け取る事がいつまでも可能であると断言する事は出来そうにない。

若い世代が年金を納める事を厭うのも無理はない。納める事で将来に少しでも安心が有ると示す事に失敗しているのは事実かもしれないな。

あまり明るい話ではないけれども、将来年金が受給出来るにしても、その額が判らないのだから、少しずつでも専用の貯金をした方が良いね。

月刊 観自在 平成28年8月号より抜粋

タイトルとURLをコピーしました