ローンで物を買わない、見栄張らない

■借りたお金に利息が付くのは当然のこと、ローンで買った物は、支払いが終わった頃には無価値。
一度借金する癖が付くと破産するまで止められないのが普通。
住宅ローンが曲者。二十年も三十年も同じところに住み続けるなんて、鎖に繋がれて牢獄に住んでいるようなもので、転勤にでもなったら大変、転勤拒否で退職するか、大切な家を他人に貸して、転勤先で家を借りるか。その上に自動車でも持っていると駐車場借りたりで、ため息ついても遅い。
■毎月決まった借金の支払いが有る人は、その額に応じて自由が少ない。借金の額はそのまま不幸に直結。マイホームを買って離婚に至るとか、本社ビルを建てて金利と返済で倒産なんて、諸行無常が理解できない人達のすること。
■寺の職員で、手当てを金利に充当する人は浄財を金利に回す人だから佛罰が当たるかも知れぬ。金利を支払ってる僧侶は慈悲も浅い。
■僧侶が金利に束縛されるのは論外の外道としても、社会人もまた同じ、金利に束縛されている社員は転勤させ難いし、使い難い。
▼一度背伸びした人は、なかなか所帯を縮小できない。所得は目の前を素通り、欲しい物をローンで買うと悪循環。生涯を借金しながら過ごす人は不幸。不幸な社員を抱えた会社も不幸に汚染される。
■今春社会人になる人たち、給与を当てにして借金しないようにしてください。節約と貯蓄を大切に考えてください。給与のなかには安心して暮らして欲しいと願う気持ちも込められています。
■身軽が一番、大成する人は何かをする現金を持っていることを忘れないように。

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