リーダーシップに欠ける政権の行末は

総選挙があって、都市部で自公保は敗れたが、農村部で健闘して第二次森政権の発足となったが、民主党主導で政権が任されるとも考えておられなかったのか。

三十八度線は緊張緩和の方向、サミットも沖縄で開催され、今となって言うのも変だが前首相に采配させて上げたかった。まあ娘さんが国会議員になられたから良しとするか。竹下さんもあの世へ。諸行無常なのはあちらもこちらも。

金融機関の貸し渋りは一段と酷くなっているようだし、地元の大きな信販がパァ、来年にかけてゼネコンが危ないとか、そごうの倒産は債務超過の不良企業の将来を暗示する国民の意思によるもの。

数字の上では失業率も所得も改善されて、景気も底を打ったとのことだが、あまり実感が湧かぬ。

商店街でシャッターを下ろしたままや、貸し店舗が増えて、何だか商売の仕組みに大変革が起きている。この変動を乗り切るには大きな知恵とお金が必要だが、零細業者には惨いことになっている。

赤字国債はうなぎのぼりで増加しているし、世界の金融資産の三分の一は日本がもっているとか、お役所も政府も馬鹿ばっかし。国民は泣いている。大企業も国際会計基準にすると当てにならない。

IT関係の株価も滅茶苦茶。介護事業も怪しい。将来的に一番のお荷物はお役人らしい。地域で仕事をしているつもりが世界を相手にしていたりして、誰も本当のところは見えてこない。困った。

お盆には地獄の釜の蓋も開くと言い伝えられてきたが、どうやら閉まったままらしい。それにして難しい時代になった。希望だけは持ち続けたいもの。

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