昨年は第二次大戦以来の大厄年でしたね

欧州の金融危機は回避されそうな雰囲気、米国も金融緩和に動くらしい。アラブの春とも称される民主化が少し懸念されます。今年三月までの返済は一年猶予されることになった。でも消費税と社会保障制度の一体改革は無理かも知れない。今年の予算は国債の返済と同額くらい。普通の家庭で言えば家を借金で建てて、収入の倍くらい支出するのだから政権の支持率は急落してます。今年も何か大きな変動があるような予感がします。 大切なことは仕事を失わないよう評価される人になること。失業している人は職を選ばずに適当なところで就職し、懸命に働けば別の道が開かれるでしょう。会社を潰した社長さんがタクシードライバーに就職して、タクシーを運転して挨拶に来られた。いろいろと有りますが、友達も出来、毎日運収の額を会社の五番以内に入るよう努力してますと。顔付もとても明るくなられて、そのうち必ず立ち直りますと言われてた。
口述筆記編集者 節分厄除けは二月五日の日曜まで

お護摩を焚いてもらうなり
破地獄曼荼羅を書かれるなり
 生き抜くには気力が大切です。強い気力はみ佛さまのご加護を願って、それに、皆さまのお役に立ちたいと願うことが生きる原動力となっています。

 数え年で八十歳、傘寿になりました。先代よりは三歳長生きが出来ました。

 この頃は朝晩冷え込むので、若い人から、「今日は冷たいから温かくして、あまり外出はなさらないで」と言われますと素直に従うことにしてます。

 大日堂の納骨檀は保健所の許可が正式に下りました。ここは「全てに愛を、光りと祈り」を標榜しています。

 合わせて此処は私の墓所でもあります。没しても観音院の門前に居て、前を通られる人のご多幸を祈念し、亡くなられた人の道案内をする所存です。

 万一死んでも私を縋る人を全部、あの世まで道案内すると言う阿弥陀如来さまの誓願に似たような誓願を持っています。死んでも涅槃に行かない。

 生きて居ることに越したことは無いので、先ずは医師や皆さんの言われることを忠実に守り、食養生に努め、適度の運動に励み、出来れば百歳、叶うことなら百五十歳を目標にしてます。

 毎日朝九時に医院へ行って、注射を二本してもらいが朝一番の仕事でした。

 それが、一ヶ月に一度診察を受けるほどに回復しております。

 しかし、慎重に行動して、若い人と同じように行動できるとは考えて居りません。青年のように強い好奇心を持ち、良く聞き、本を読み、ホームページを更新し、ツイッターやフェイス、ブログ、なども始めています。

 勿論、手伝ってくださる人もあってこそできることです。

 今年は電算機の代替の年でもありまして、決して暇ではありません。掃除やら洗濯、食事も電子レンジでいろいろと全部一人で遣っています。

 寺の職員さんも忙しく、住職さんは刻苦奮励、真面目に努力し、礼拝、読経、お加持をなされておられます。

 また多くの出仕くださる僧侶各位様のご恩も特筆させて頂きます。

 節分厄除け法要の行われる二月五日午前十時から大般若転読法要第七百二十九座、お護摩第五万七千四十二座を執行する運びになってます。

 転禍為福の大般若転読法要は執行するにつけては、観音院には大般若経六百巻が乾坤二組が什器備品として全部で千二百巻納められています。

 大般若経が有る寺は少なく、それが二組有ると言う話も稀有なことです。

 ひとえに信徒さま各位の篤い信心と僧侶方各位さまのご出仕の賜物で御座います。一巻十万円で五百余名の浄財が速やかにご喜捨されました。本来は一組の勧進の予定が大幅に超えて二組求められたと聞いております。勧進は六百名さままで続けられます。

 一日三座のお護摩を修することも、毎月第一日曜日に大般若転読法要を執行できたことも、観音院のご僧侶の熱い祈りがあってこそのことです。

 観音院はとても良く拝む寺だと思います。僧侶としては余程善きご縁に恵まれたのであろうと思います。

 同時にこの法要を支えてくださった篤い信心の信徒さまが居られて霊験が示されたと受け取っています。
大きな孔雀石が祀られてます
お大師さまのご宝前にあります
 大自然が生み出した孔雀の羽を彷彿とさせる色彩美しい天然稀石である孔雀石をお大師さまにお供えしました。

 古来、この聖石に憧れた理由は、色彩もさることながら、洞察力磨き、明るい未来に導くといういわれによるものです。

 人生の岐路に立たされた時、明日への不安を感じた時に孔雀石をじっと見てください。確かな答えがみえてくるかも知れません。

 孔雀石は危険が迫ると自ら割れ、避難するように知らせると伝えられている不思議な性質があります。
 表面に美しく磨いてあります、大きく重たいので、万一怪我をされるといけないので、ガラスの内に安置してあります。触る石では無く観る石です。

 心が落ち付かれ無い時や思い悩んだ時にご参詣くだされ、心の養生をなされると良いですね。観音院の新しいパワーポイントの一つです。

■日本の政権を担う民主党も大変ですね。アメリカやフランスやロシアなどの大統領が代わるかも知れない。

■アラブの春と言われるアラブ諸国の民主化、パキスタンの国連加盟はどうなるのでしょう。

■民主党の内山晃元総務政務官ら同党衆院議員九人が昨年末二十八日午前、国会内の同党幹事長室を訪れ、樽床伸二幹事長代行に離党を出しました。消費増税や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加などに反発する議員が中心で、小沢一郎元代表のグループに所属。野田政権の運営が衆院選のマニフェスト(政権公約)に反すると批判して、八ッ場ダム(群馬県)建設再開などを挙げ「マニフェストを約束して当選したが、ことごとくほごにされて立つ瀬がない。嘘吐きと呼ばれたくないので離党する」と伝えました。

■昨年末に離党した形をとっておけば、年明けに国会議員5人以上で新党を結成することにより今年の政党交付金を受け取れるという事情もあるらしいです。松木謙公元農水政務官らと連携して新党を結成する方針だそうです。

■普天間基地の問題は県知事も関係市町村も全部反対してます。安全保障条約を結んでいる米国とは微妙な遣り取りになるでしょう。

■大阪維新の会の橋本市長さんの大阪都構想、愛知県と名古屋市の中京都構想、二重行政の無駄を省くだけで大幅な税金が節約され、情報の伝達が速くなり、議員削減にも繋がります。これは旧来の政党にとっては大変なショックだったでしょう。

■消費税の引き上げは、日本は先進国の中でも目立つように低い五%ですから、現在の福祉や医療の水準を維持するには無理がありましょう。諸外国は十年も二十年も昔から二十%以上の税率が実現しています。民主党政権の消費税率引き上げは時期が悪い。転がり込んだ政権を担当して、実務を担当してみれば、実現不可能であることが段々と分かってきた。公約に反したことも遣らなくてはならない。円高で国内企業の海外移転が止まらない。生活保護受給者の増加、高い失業率、新卒の就職が決まらない、高額に思える公務員給与、多すぎる国会議員や高額な歳費の問題。

 千年に一度と言うような大地震、津波、福島原発のメルトダウン、復興には大きな困難と年月が必要です。国民も運が悪いけど、民主党も大変に運が悪い政権です。

 普天間基地の問題は米国の下院上院の議決まで必要な問題です。TPPの参加の問題も説明が不十分ですね。

 世界中が地響きを立てて変化を始めた感じです。民主党も実現不可能なマニフェストを掲げて、国民の信頼が取れ過ぎて政権を担うことになりました。

 この軋みは世界中に起きることになりそうです。馬面の前に人参を下げて走らそうと、すると人間は案外簡単に乗って一票を投じてますね。今年、野田政権の前途を憂います。

 アラブの春で起きている新しく誕生した国家で憲法も無い国さえ有り、民主化の期待が大きなだけに、期待に反することも有り、国家が安定する前に微動やら激動がありましょう。

 ちなみに今年の「辰」の本義は「震」「申」で、「生の活動」という意味だそうです。本当に色々なことがあった昨年でしたから、今年は「再生の年」であってほしいですよね。「生の活動」という辰年の意味は、そんな願いを叶えてくれそうな気がします。「辰」には振ると言う意味もあり、本格的な余震が有るかも知れません。家族で話し合って対策を立ててください。

 北朝鮮の金正日 氏 が昨年十二月十七日死去、金正恩 氏 が後継者に決定、拉致問題の解決が気に掛かります。政権世襲は無理があります。

 葬列は軍隊を率いて盛大に執行されて目を見張るようなものでした。

■昨年の国内の十大出来事は  ◇東日本大震災、原発事故で甚大被害。
◇原発停止相次ぎ、電力不足が深刻化。
◇なでしこジャパンサッカーW杯優勝。
◇菅首相が条件付き退陣表明、三カ月続投。野田政権発足。
◇歴史的円高、一時一ドル=七十五円三十二銭。大納会二十九年来安値。
◇小沢民主党元代表を強制起訴、公判で否認。判決を控えて「今年政界大乱」
◇野田首相、TPP交渉参加を表明 。
◇大阪府知事・市長のダブル選で「維新の会」圧勝。各党と調整に。
◇大相撲の八百長発覚、春場所中止。
◇沖縄防衛局長が不適切発言で更迭。

■気になる国外の十大ニュースは
◇欧州危機が深刻化、伊などで政権崩壊。民衆の不満が高まる。
◇「アラブの春」で独裁体制崩壊。
◇ビンラディン容疑者を殺害。
◇タイで大洪水、日本企業にも被害。
◇米、アジア太平洋シフト鮮明に
◇米国債格下げ、最上級失う。
◇独伊などで脱原発決定。
◇中国高速鉄道で事故、40人死亡。
◇反格差デモ、世界に拡大。
◇世界人口が70億人に

■政府は韓国と共にASEANとドルを融通して経済不安の解消を目指す。

■二千十四年四月に八%、二千十五年十月に十%とすることで決着した。増税への反対意見が根強く、当初原案で示した増税時期を半年先延ばしして、了承を取り付けた。合同総会終了後会見した藤井裕久税調会長は、政務調査会も了承したことを明らかにしました。民主党として一体改革の素案が決定しました。山田正彦前農相ら数人の議員が途中退席するなど、首相への反発が強まっています。

■政権がぐらぐらするのは望ましいことではありません。小沢さんの予言が気になります。

■最後に申しあげますが、不幸とか災害は忘れたころに起きます。療養中の方は二週間くらいの予備の薬を非常持ち出し荷物に加えて置きましょう。

■温かい部屋から入浴するために冷たい部屋で下着を脱ぎ、熱い風呂に入るのは大変に危険です。 

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