お寺の僧侶も拝む気持、信心が無ければ木偶の坊です。大切なのは思いやりとか相手の立場で考えて、御祈願や御供養が成就するよう拝まなくては破門されます。
僧侶も向上心が大切です。やる気が無い、向上心の無い僧侶は不必要と信徒の皆さんは考えておられるようで、厳しい世の中になりつつあります。御佛飯を食べさせて貰っていて信徒さんの為に御供養や御祈願も出来ないようでは厳格に言えば寺の屋根にペンペン草の種を蒔いているようなものです。
私は出来るだけ僧侶の立場で考えますが、本も読まねば掃除もろくに出来ないようでは御縁が有りません。学生気分で朝礼に滑り込めば、なんて考えていると遅刻も起きますし、一年に注意五十回を超えると、その僧侶を庇う私が阿呆と言われる。信徒様も辛辣。
僧侶は世間の期待される人間像に限りなく近づく努力をして、世間の見本にならなくては駄目。
世の中は二極化しそうです。大丈夫の見本みたいな長銀やそごう百貨店も大騒ぎでした。来年にかけて国も大変ですよ。公的債務は史上最大で日本の評価は三流並に格付けされています。大丈夫と思われている組織は全部危険です。
世の中が変わっていることに気付かず、年功序列、終身雇用なんて思っていると阿呆の内です。
日本の景気とあなた個人の財布の状態は別物です。どんな状態に置かれても、嘘を吐かない、誠実に約束を守る、相手の立場で考える、倫理に反しない仕事なら一生懸命に努力するなら失業も心配ありません。御佛様に守護されて目標を持ち続け、御先祖様に感謝しながら生きて下さい。
