どのような事態でも耐えれるよう能力を付けて上げる

子供の将来の為に貯金を残して上げる、大切な事です。より大切な事は子供の教育に費用を掛けて上げる事です。生存競争に勝ち残れる知能の習得、困難な状態でも適応し生き残れる柔軟性がより大切となります。出来るだけ子供の見聞を広め、器用に物事をこなせる人間が求められます。清潔を維持する性格、お片付けが出来る子供、集中力を高めて上げて下さい。礼儀作法も大切ですね。丁寧な言葉、目上を敬う心を育てましょう。
このように子供を育てると社会適応性が高い人格が出来ます。子供に嘘を言わない、約束を守る躾が大切です。笑顔を大切にしましょう。不平不満を言わずに、与えられた作業を遣り遂げる習慣も大切ですね。英語の習得は生涯の利益になります。ご家庭ではお子様第一では無く、長幼の順、両親を大切にする家風を造って上げましょう。物を大切にするように、物を工夫して使う習慣を身に付けて上げましょう。■法主さまのお話を筆記■

勉強が好きな子供にしましょう
出来ると勉強が好きな子供になる
 動く物や音の出る物はバラバラにして、仕掛けを見つけ出す習慣があると良いですね。小学生くらいでノコやネジ回しくらい与えても大丈夫です。

 ホームセンターに行くと子供が欲しがる工具が沢山有ります。

 大きな物を計って切断するためには物差しとカッターや鋸が必要です。二つの物を付けるには接着剤が必要です。

 このように教育するにはお父さんやお母さんの立会、手伝いが不可欠です。

 日常の中に色を付けることが有れば色彩感覚を育てる事になります。

 ミシンを使って小さな袋くらいは自分で作れるお子様は沢山います。

 布を切ったり、待ち針置いたり、ミシンの糸を通すくらいは高学年になれば出来ます。出来ないと思ってさせない事がお子様を駄目にします。

 スマートフォンやパソコンは出来るだけ早く与えましょう。

 ご家庭に怪我を手当てする救急箱は絶対に用意して下さい。法主さまは誕生日などの贈り物にしばしばパソコンや顕微鏡を上げておられます。勿論、使い方も家庭教師もなされます。

 怪我をしないように道具が使えるようになるには、一度くらいは外科のお医者さんに縫合してもらうような事故も起きます。これはご両親が先ず色々なさってみることが良いでしょう。

 お子様の年齢に応じて油絵の具にイーゼルやテニスのラケット等を差し上げられたりしています。 
子供は親の背中を見て育ちます
良いご両親になって上げて下さい
■親しき仲にも礼儀ありは夫婦間で日常化して下さい。お父さんの真似をして、お子様がお母さまを「おい」と呼ばれて困られていた例を知っています。

 夫婦一緒に入浴されるのは大変に望ましい事です。互いに背中を流して上げたりすると病気を早期に発見する機会になる事もあります。礼儀の礼は思い遣りのことです、儀は思い遣りが実行されることを言います。

 夫婦別姓は兎も角として、夫婦別室は良くありません。夜中に脳梗塞を起こされて朝に気付かれ手遅れになられた例などは悔まれます。

 五歳くらいまでのお子様は夜に鼾をかいていないか気を付けて上げて下さい。アデノイドの肥大があると「鼻をつまんだような」声になり、子供の口蓋の形や歯の位置に影響する場合もあります。家族の寝姿は健康状態を把握するのに役立ちます。

 夜、ぐっすり眠れない、朝起きた時に疲れが取れていない、頭痛に悩まされる、昼間、激しい睡魔に襲われるような家族が居られる時は専門医に診て貰って治療して下さい。

 夜中によく咳きこむという症状がある人も気を付けてください。呼吸が止まってしまった後に無意識的に大きく息を吸った時に、咳きこむこと多いようです。睡眠不足は、精神面にも悪影響を及ぼすことがありますので、情緒不安定や抑鬱といった症状に苦しんでいる人も少なくありません。無呼吸症候群に見られる寝姿です。

 睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドローム、睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群と糖尿病などの疑いを家庭で見付けられる可能性があります。

 家族の寝姿にはさまざまな異変を示している情報が少なくありません。寝て居る様子を観察できるのが家族です。

■夫婦円満のコツはお互いを思い遣る事です。お子様の前で互いを罵らないで下さい。とても気の毒なご夫婦は子供さんと配偶者の片方が一緒になって悪口を言うような場合です。このようになると夫婦関係が壊れます。

 夫婦がお互いを礼拝し相互に思い遣るようなご家庭はお子様の成長にとって望ましい環境と言えます。

 育児は大変に難しいものです。子供の持つ可能性を出来るだけ引き出して上げるには、寛容と厳格の双方が必要になります。双方を塩梅よく用いると礼儀正しく優しい子供さんに恵まれます。家庭は清潔と片付けの教育訓練の場所です。生涯の福得を齎します。

 物資に恵まれ過ぎて居る現代ですが、沢山の玩具を与えると散漫な性格になり兼ねません。お子様が努力して何かを成し遂げた時は何かを与えるのではなくて、話を良く聞いて上げて誉めることです。最近は兄弟姉妹に恵まれないお子さんが多く、物を配分する、お互いを思い遣り心に欠ける傾向があります。出来ればお子様は二人以上は欲しいものです。

 お子様には粗末に扱うと危険な物があることを丁寧に教えて上げて下さい。

 食べてはいけない食物、焦がしてはいけない炊き物、電子レンジに入れてはいけないもの、火の扱い、道路の歩き方、好奇心を満足させながら、危険に近付かない心得を身に付けさせて上げて下さい。食べ放題に食事やお八つを与えないよう、子供さんを肥満児にしないよう見守って上げ、お子様を糖尿病の予備軍にしないで下さい。

■そもそも交際中に浪費癖のある人は何と無く分かる筈です。交際期間は相手を知るためにあります。出来てしまいましたと言うような事は絶対避けて下さい。カトリック教徒の身持ちは大変に固く、佛教徒も参考にすべきです。

 お医者さんが十五歳くらいから性病に感染して治療に来られる人が多くなりましたと嘆いておられました。

 交際中に嘘を吐かれたら敬遠するのが大切な心得です。パチンコに誘われたりして、八千円も一万円も費消するような癖は結婚後も続きます。

 特に金銭関係にルーズな人は生活が成立しません。嘘があると感じたら交際は断つべきです。

 親元で生活している人は相手宅を訪問し、家の中や生活状態を良く観察して下さい。玄関に靴が脱ぎぱなしで放置してある家の子供さんは駄目です。

 何事も質素が良いですね、家にお金を入れず振舞ってくれるような人は結婚後も家にお金を入れてくれません。口臭や体臭の強い人は思い遣りの欠ける人です。

 二股を掛けて天秤に載せられている場合も競争心を起さず身を引くのが賢明だと思います。

 今、世の中は大変な経済危機に向かいつつあります。真面目な人で無いと乗り切れません。結婚したら夫婦共稼ぎが大半の傾向ですが、万一妊娠したら専業主婦が出来ないようでは心細いですね。

 口の上手い人は嘘吐きが多いから警戒して交際して下さい。

■結婚したら、家が無い場合はなるべく家賃の安い家を借りましょう。

 新婚早々に家を求めるのは可処分所得が劇的に減りますからしっかりと相談して考えてください。絶対に失業出来ない立場になります。現在アメリカで起こっている不況、デモ等の多くは家のローンが払えない事にあります。

 車の購入は、無ければ無くて済むものですから止めましょう。

 家も車も購入と同時に価値が下がるのが一般的ですよ。

■ぎりぎりの生活設計は夫婦間の会話を暗いものにします。

 使える金銭の幅を大きく設計して計画的に貯蓄しましょう。

 余裕があれば時には旅行も良いと思います。思い出を積みましょう。

 計画出産は大切なことですが、出来れば二人のお子様を考えて下さい。

 孟母三遷と言う事が伝えられています。孟子(もうし)が幼い頃、彼の家は墓地のすぐ近くにあり。そのためいつも、葬式ごっこをして遊んでいた。

 孟子の母は、ここはあの子が住むにはふさわしくないと考えて引っ越すことにした。移り住んだのは市場の近くで孟子は商人のまねをして商売ごっこをして遊んだ。

 「ここもあの子が住むにはよくないわ」再び引っ越して、今度は学校の近くに住んだ。孟子は、学生がやっている祭礼の儀式や、礼儀作法の真似事をして遊ぶようになった。

 住む家の環境によって子供の成長に関係するという話です。保育園は小学校はと現代ではもっと多くの条件から住所を選択しなければなりません。

 実家と同居することは煩わしいことが多いものですが、その煩わしさが、経済的負担を軽くし、暮らしの知恵を引き継ぐことになります。

 夫婦間の思い遣りは絶対に嘘を吐かず、お互い誠実に暮らして下さい。

 浮気の一つや二つは有る物だから寛容な態度を取ると言った考えは著しく間違っています。

 日本では晩婚化が進んでいますが、出産適齢期は二十歳早々です。傾向はそれなりに理由がありますが、出産育児には男性三十歳前後、女性は二十四歳前後が理想的です。

 職業に依っては外国赴任もあり得る昨今ですが、子供さんはバイリンガルに育てることは望ましいことですが、日本の歴史、日本語をなおざりにしないでお育て下さい。帰国子女が随分と困っておられます。

 幼時語という不思議な言葉があります。子供に幼時の拙い言葉と普通の日本語には大きな開きがあります。決して子供の言葉に同化してはなりません。例えば「美味しい」と言う言葉は決して「美味ちい」と言ってはなりません。

 幼時語と日常語の二つを子供に教えるのは大きな負担で必用ありません。「ほとけさま」を「のんのさま」と教えるのは本当に不自然なことです。

 お子様の物習いは、歌う事、踊る事、楽器を操る事、簡単な足し算や引き算、絵を書く事、デジカメで写真を写す事などは満三歳くらいから習い始めると良いでしょう。

 子供も大切な人権を一人前に持っています。親から見守られ、社会から見守られ、大切に育てられる権利をもっています。

 子供は宝です。社会も子供を宝と考えるような国に日本がなってくれると良いと思います。

 憲法第十三条を知って居るお子様は先ず居られません。大人が我が子や世間の子の個人の尊重・幸福追求権・公共の福祉を守って上げて下さい。

 憲法は結婚から子育て、離婚まで親切丁寧に教えてくれています。

 今月は少し保守的な私の考えや思想が表に出ています。別に隠している訳でも内緒にしていた訳でもありません。

 離婚は当事者の問題ですが、お子様には何の責任も有りません。

 親の片方を失った家庭は社会の人々がしっかりと親切にして上げて、生活が成り立つようにして上げたいものです。望んでそうなったのでは無く、運が悪かったのです。

 シングルで育児し働いている人々の置かれた立場を皆さんはどうぞ寛容で優しい目で見て上げて下さい。

 最近少し低年齢で妊娠し、中絶し、その間に色々と悩み、排除されている人が沢山います。

 全ての人に愛を、光と祈りを説く立場からすれば、困っている人に思い遣りを上げて下さい。

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