これからも感染予防はしっかりと、気持ちを新たに寅年を迎えましょう

【寅さん】　　衆議院選挙が終わって、広島出身の岸田総理が、安定した政権運営を行うことが出来そうな結果になったので、別に親戚でもないのに何だかほっとしましたよ。

【住職】　国会議員の皆さんは、感情的な悪口の言い合いじゃなくて、冷静に議論して、皆の生活を良くするように任期中精一杯頑張ってほしいね。

【寅さん】　　こうして話をしている十一月初めの時点では、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきて、日本でのワクチン接種率が七十%を超えたということで、少しは明るい
未来が近づいてきたかなと思います。

【住職】　このまま収束に向かえばうれしいけど、簡単に治療する方法が見つからないうちに、感染力が強い変異種が出ている可能性もあるから、まだまだ油断は出来ないね。

【寅さん】　　二回のワクチン接種が済んでも、マスクを外したり大勢で会食したりはまだ抵抗がありますよ。

【住職】　マスクを外す場面はリスクが高いということだから、なるべく避けた方が良いね。

【寅さん】　　だからでしよう、最近の観音院では法要の最後にお茶は出さないようにして、お菓子は持ち帰って食べるようにと言われるし、以前は二階の座敷に用意してあったお茶のポットも撤去されていますよね。

【住職】　その通りだよ、分かってくれてうれしいね。

【寅さん】　　予防は面倒に思うことも多いけど、感染して苦しい目に遭うのは嫌ですもんね。さあ、お寺の大掃除をしっかりやって、晴れ晴れと令和四年の寅年を迎えようと思います。