お盆は母親を死後の苦しみから救い、成仏を願う心から

■お盆は母親を死後の苦しみから救い、成仏を願う心から■
お盆のご供養の始まりは「お釈迦さまの弟子の目連尊者(もくれんそんじゃ)の故事」に始まります。
尊者は自分の母親が死後どのように過ごされているか神通力で見られたところ、お浄土におられるはずの母上は、生前の悪行の報いで餓鬼道(がきどう)に墜ちて倒懸苦を受けておられました。
自分を慈しんで育てて下さった母親が、自分への盲目的な愛欲のため地獄に墜ちているのを深く悲しまれ、母親をその苦しみから救うためにお釈迦さまの教えを請いました。
み佛(ほとけ)さまの教えに従い、修行の安居(あんご)を終えた僧自恣(そうじし)の日に多くの僧侶に百味の飲食(おんじき)をもてなし、死んで苦しんでいる母親の地獄に墜ちた罪が許されるような丁重な供養がされました。

観音院は年中無休です。ご祈願・ご供養は郵送、FAXでも承ります。
法要は毎日、午前十時、正午十二時、午後二時からの三回、都合の良い日時でおさそいあわせの上、ご参拝下さい。

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