ご先祖さまや今は亡き親しき人々の供養、お盆にお参りください
家族でよく対話をして、十善戒を基に心安らかに暮らしましょう
法主さま御祈念、住職さまのお洒水おはらい、皆さまの御祈念
十善戒を守り、慈悲をあらわして穏やかな日常を過ごしましょう
■お盆は「盂蘭盆会（うらぼんえ）」略して「お盆」と言われています。
お釈迦さまの弟子の目連尊者が亡き母の苦しみを救うため、教えを乞い、諭された故事からです。
イラン地方の言語で「霊魂」を意味するウルヴァン( urvan )が原語だとする説もあります。
▼お盆は、ご先祖様や亡き両親の御霊（みたま）の安らかさを想い祈り、私たち子孫が、ご恩に感謝して、ご供養をする時です。僧侶を中心にし共に法要を営み、功徳を全てのご精霊にめぐらします。
▼寺の本堂に皆さまの向上心が集い、ご法要が営まれます。皆さまも読経に参加されてください。親族仲良く忍耐し、キレないように柔和に生活することが大事です。
■お盆供養は、広島長崎の原爆忌、終戦記念日もあり、丁重に行われます。行楽時は、自然に慎重に、安全運転で、事故の起きないよう用心してお楽しみください。
お盆の善き心得は
■悪しき言葉を使わないようにしましょう。イヤミや皮肉を言わない、人と言い争わないように、心優しくお盆を過ごしましょう。
▼生涯を通じてのご自身の経歴を大切に。一時の欲にまどわされない、魔が差さないように。信用を失くすると辛くたいへんです。
時間を粗末にせずに、勉学し、奉仕の心で精進しましょう。
▼他の人の話をよく聞くこと、子供の話も毎日よく聞いてください。
怒りの心を起こさないことです。「いたわり、慈しみの心、思いやり、相手の立場で考える」、苦難も忍耐し、慈悲を失くさずに暮らしてまいりましょう。
お盆の心
■仏教は、皆さまが前向きな気持ちで元気に生きて行かれるための慈悲をもととした、寛容な、善き人間関係を育む教えです。
仏教の慈悲と精進（勤勉）は幸福創造の推進力があります。
写経 写仏 仏縁
■願い事は一心に願うこと、参拝されたり護摩木を書いたり、祈りの継続が大事なことです。
お写経も「一日一行」でも続けてみられてください。運が良くなるのを実感されると思います。
▼ご法要にて「写経奉納のご奉告」をしてご一緒にお唱えします。
観自在プレゼント
八月号は厄落とし「厄除け五色腕輪念珠」を十名様に贈呈。
官製ハガキに、お名前、住所・郵便番号、電話番号、月刊観自在のご感想など添えてご応募下さい。
福引賞品のご喜捨の御礼
七月の観音院の夏まつりには、全国各地の皆さまより「福引の賞品」のお布施を頂き、福徳が多くの皆さまにめぐらされました。厚く御礼申し上げます。 合掌九拝
