お仕事が順調でありますように皆さまのご多幸と平安を祈ります

運勢の原稿を書きながら、困った世の中になったと思います。今年も異常気象は、昨年より酷いと思ってます。中国北部や内モンゴル等は大雪で大打撃を受けているそうです。日本も寒暖の差が新幹線を止めるかも知れない。

 経済も多難です。十一月のAPECの主要テーマとして「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」問題が急浮上してきました。

 農林水産省は、国内農業生産が減り、食料自給率(カロリーベース)が現在の四十%から十四%に低下すると予測してます。TPP参加を、明治維新、第二次世界大戦後に続く「第三の開国」と位置づけられています。

 農家が大打撃を受けるのは確実ですが、貿易立国の日本としてはTPPに参加することになるでしょう。

 沢山の農家は一haの田を作れない、米は大暴落、10haの田=トラクタ1台と、1haの田=トラクタ1台を比較すれば、黒船が来て大砲を打ち込むようなことになりそうですね。放棄された田畑に鉄道草が黄色の花を咲かす。

 昭和一桁が農業を支えてきたようなところが有ります。日本農業は七十歳以上の農業者が数的にも大きく、高齢者の定義である六十五歳以上で見てみると農業従事者の三十八%、農業就業人口の五十八%は高齢者です。農家が高齢化し、子供が中々後を継がない。

 林業も水産業にも見られる現象です、農村部は明らかに疲弊してます。

 第二次大戦前後、米は一日二合半くらいの配給制でした。現在、配給分も食べる家庭は少なくなりました。私の消費量は一日一合半です。昔は空腹でしたが、今は半分ほどのお米で空腹感は全くありません。二百円で牛丼が食べられる今日この頃です。

 百貨店の客が激減してます。駐車場三割稼働の百貨店もあります。エコポイントなどを振りまけば十一月末にはテレビの配達が十二月中旬というような駆け込み需要も起きましたが、自動車がガタ減りしたように、産業も大変なことになります。国民の生活裕福度からみれば、確かに日本は結構です。

 借入金、政府短期証券を含む「日本全体の債務残高」は、国民一人当たり八百七十九万円にもなります。
  http://www.kh-web.org/fin/

 主要先進国の政府が財政破綻するかもしれないという想定は、最近までありえないことでした。つまり、国債として国家に貸した金が戻ってこないなんて事態はありえないだろうと思われていました。アルゼンチンやロシアといった国家なら借金踏み倒しがあるかもしれないが、米国や日本、英国のような国ではありえない事でしょうと。

 財政の仕組み -予算と国債-
■ポイント
一、予算には、本予算、暫定予算、補正予算があります。
二、国債には、建設国債と赤字国債があります。

 国債とは、国の発行する債券です。債券はというと、国や企業が資金調達の際に発行する有価証券なのですが、要するに、借金するときに発行する借用証書みたいなものです。ですから、債券の発行というと格好よいのですが、要は借金をするということです。また、債券の場合には、借金を返済することを、償還するといいます。ですから、返済日は償還日と呼びます。

 また、国債には、建設国債と赤字国債の二種類があります。建設国債とは、主に公共工事に使われるために発行される国債で、赤字国債とは、財政赤字を補填するために発行される国債です。

 国家財政の基本を定めた財政法では、公共工事などに充当する場合にのみ国債を発行できるとし、建設国債しか認めていません。ですから、財政法上は、赤字国債は発行できません。

 赤字国債を発行するという法律(特例法)を作っているのです。ですから、赤字国債を特例国債とも言います。

 納税人口と納税企業は減る傾向です。増えない税金、増える借金が日本の現実です。それにしても円は、ユーロやドルに比較して強く不思議ですね。

 不思議はいつまでも通用しません、歯車が狂うと円も国債も紙切れになることも考えられます。もしかしたら、純金を買って金庫に入れて置くことが万国通貨だから安全かも知れません。

 北朝鮮の暴走は、日本は基地機能の性格がありますから、何か大きな事が起きれば特需は期待できます。

■危機感に関しての統計が有ります。
気になる国際問題ランキングgoo
一位  一〇〇  テロ問題
二位  七〇・八 環境問題
三位  六二   民族対立問題
四位  五六・五 核兵器問題
五位  五四・五 エネルギー問題
六位  五四・四 天変地異
七位  四九   領土紛争
八位  三七・五 食糧問題
九位  三三・四 金融問題
十位  三二・六 エイズ問題

◆「竹島」は韓国と「北方四島」はロシアと、尖閣列島は中国に台湾が領有権を主張していますね。

◆EUは「欧州合衆国」を目指す動きを強め、二〇〇七年十二月にはリスボン条約が調印されました。同条約は、アイルランドの国民投票で批准が否決されましたが、EU首脳会議などでは発効にこぎ着ける作業をあきらめないことで一致して今日に至ってます。

◆一九七二年五月一五日は、沖縄がアメリカから日本に返還された日です。それまでは沖縄行くにもパスポートが必要でした。今も基地問題が大きな問題となっていますが、基地負担はあるものの、返還されて良かったと思います。

◆朝鮮半島で軍事緊迫状態が続いていますが、三八度線はロシアとアメリカとの停戦協定で決められたもので、後に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の独立から朝鮮戦争勃発までは、それらの国の境界線(国境)となっていて、隣国の韓国の問題は、日本にとっても心配なことです。韓国軍の志気はとても高いと感じられます。平和に事が収まるのを願っています。

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