いろいろと多忙の中で考え事の多いことです

先日、法主さんはエスカレーターに乗られまして、七段目くらいで、追い越す人に接触されて、転倒、左手で手摺りを持たれていて、右手に鞄を持たれていましたので、バランスを失われたのだと思います。
 鞄はそのまま投げ出し、滑るように元の階に、エスカレーターは係りの人が緊急停止ボタンを押されて止まり、法主さんに怪我はありませんでした。
 法主さんは七十歳を超えられましたから普通の高齢者で、日常大変に注意深く、このような接触事故は先ず起きえません。例外中の例外事故です。
 で、痛かったとかでは無くて、高齢者の日常十善戒が必要だと思いつかれたと言われてました。
 法主さんの教えは、何方かの本から引用されるものでは無くて、ご自身の体験が要約されたものが多いようです。
 子供のための十善戒私案を、先月に発表されていますが、今月は高齢者のための、来月は子育ての十善戒を組まれる予定らしいです。
 十善戒を絶対に守り、逸脱しないというのは窮屈ですね。ハッピー十善戒と言えば少し興味を持たれるかも知れない。この法主さんは一体全体、何を考えておられるのだろうかと思います。
 戒律は倫理観のようなもので、かつ幸せをもたらすものでなくてはならないと、確固とした幸せの中におられる法主さんが、日本人の受け継いで来た仏法やら、礼儀作法、勤勉さ、名誉ある立場のつくり方、比較的裕福となる経理経営の方法、健康に過ごすこと、無事故で生きて、生涯を感謝のうちに過ごせる良い人間関係のつくり方、などなど皆さんが求めておられる最大な幸せのつくり方のノウハウです。
 思春期の男性や女性の十善戒もつくられるそうです。人として守るべきことには一貫性があって、その立場により受け入れられるように、理解し易いものが望ましいと考えておられます。
 最近はご商売で苦悩しておられる人も多く、商いの十善戒も必要だと考えておられます。本当は国会議員や国家の十善戒も必要だと言われてました。
全ての人や組織に倫理観が失われ、この復興が日本の将来に必要不可欠とお考えのようです。
 身近では医師、看護士、患者の十善戒も必要かもしれません。弁護士さんはもちろん、士業は全て、雇用者、働く人の十善戒も必要かもしれません。
 国益も十善戒に基づかないと微妙な侵略、支配など、弱肉強食のようなことも感じられ、経済関係も高い倫理観が無いと電算売買による為替操作などで多大な損失を被(こうむ)る国家や企業、人々が塗炭(とたん)の苦しみを受けることが考えられます。
 ソフトに倫理観とか不正を防止する考え方は組み込み可能です。要は発注者の倫理観の如何です。昔に法主さんのつくられた計理ソフトは多額の出入金があると、原因が正しいと判断できなければ、電算機が停止するようにされていました。
 最近、一円会社の設立とか、NPO法人についても、その発起人の十善戒が必要なのではないか。
 破綻する際の十善戒、成功した場合の十善戒も、必要と思われています。
 世の中、奇奇怪怪でテレビ視聴率の操作など、メディアの十善戒も、テロ行為の十善戒も必要だとお思いますが、そこまでは関係できぬそうです。
 法主さんは一人で外出はしない、旅行される時は送り出しと迎えに役職員が付き、飲食店は決められたところ、朝七時頃起床、八時朝食、昼食不定時、夕六時食事と入浴、九時就床と、生活は規則的で例外は少なく規則的です。
 水分はとても良く飲まれ、一日二㍑を目標としておられるようです。
 食は細く、サトウのご飯の半分くらい、インスタント・ラーメンも時には召し上がります。調味料は四分の三、油脂は用いられません、これで一食。
 旅行の時はサンドイッチと伊藤園のおいしいお茶一本です。
 パソコンはウインドウズが主でしたが、最近はウイルス対策でマックにしようかといっておられます。
 受付、総務、製作室、編集、月刊観自在、住職、法主、東京を、一台の電算機と看做して、基幹業務と観音院のサイトを全部処理されようとしておられるらしいのですが、深くは分かりません。
 パソコンについては、メモ用紙の大きなもので、検索自在で並べたり、計算したり、作表できるものと非常に単純に考えておられ、子供の玩具並みに扱っておられ、特別な存在では決してありません。昔流に言うと読み書き算盤、今パソコンなのです。

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