「景気」とは何でしょう

景気は、要は使うお金が継続的に入って来るか、来ないかの様相だと思います。景気は「元気」なのが望ましいことですね。

 観音院の決算は、平素から、現金預金が赤字にならならなければ良い、と法主から言われて居ますので、とんとんになるようにしていましたが、困ったのは償却勘定の問題です。

 多くの建築物や備品は、年々その価値が下がります。仏像・仏具などは償却が適当でありません。古くなるほど価値が高くなる場合が多いのです。

 立派な応接なんかは、帳簿価格は千円くらいのものです。建物も大切にするのと、手入れしないのでは価値が相当異なります。

 今月号で財務諸表は公開していますのでじっくりご覧ください。

 観音院は、運用は一切していません。多くの財団法人や社団法人、学校法人が基金の運用損を出しているのは遺憾なことです。

 今、困難な社会情勢で、利益が出し難い環境です。どこの会社も木の葉をお札に変える狸は飼っておられませんので、組織を構成する人々には高い生産性を要求されます。勤める人には当たりが厳しくなっています。

 四月末から五月初めの連休は、大変な時期です。生活が不規則になり、退職、転職、退学を考える人が多いからです。

 従来通り続けるか、否か、疑問を持たれるからです。連休中には体調を整え、自分の能力を増し、スキルを上げることに、全力を挙げて下さい。連休中にカーブすることを考えてはなりません。

 皆さんが連休後も身分を変えられないよう祈ります。

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