「得度式」平成23年6月吉日、観音院の本堂にて

今回の得度式において四名の方がみ佛さまとの佛縁を結ばれ、今後は、み佛さまの弟子として「いたわり、慈しみ、思いやり、相手の立場で考えて、世の為、人の為に、尽くす」ことを誓いました。そして、同時に「十善戒の教えを守る」ことを誓いました。

得度者
 憲徳(けんとく)さん
 栄祥(えいしょう)さん
 清麗(せいれい)さん
 弘祥(こうしょう)さん

清麗さん

 お盆は家族仲良く慈しみの心を持ちいたわり合いましょう

(左)檀信徒供養塔/(右)観音院先師供養塔
 お盆は先祖や亡き両親の御霊の安らかさを祈り、私たち子孫がご恩に感謝してご供養をする時です。多くの僧侶をもてなし法要を営み、修法(しゅほう)しその功徳を全ての先祖にめぐらせ捧げることが本義です。

 ですから、本堂に皆さまの善意がつどい、法要が営まれることがお盆の最も善きありかたです。

 お墓参りの時にお寺の本堂の前を通り過ぎ、お水を頂き、そのまま帰られるのは、もっとも無礼な行ないです。これでは、ご先祖さまも浮かばれません。

 本来は、お盆供養のご法要に会われるべきですが、どうしても時間の都合がつかない時は、せめてご本尊さまに手を合わせることはして欲しいと思います。子供たち孫たちは大人のすることを見て育ちます。善い習慣を受け継いでいきましょう。

 白だるま様授与
早いもので、もう八月。「ウチはまだ白だるま様いただいてないわ。大変~!」なんてご家庭も。
 あわてなくても大丈夫です。今からでもお性根入れをした「萬倍白だるま様の願い箱」をお授けします。お授けは八月中です。ご参拝が無理な方は郵送いたしますのでご遠慮なくお申し付け下さい。昨年のだるま様はお納め下さい。中のお米は出して、ご飯を焚く時に一緒に焚いて下さい。

 お盆のご法要
■観音院は、広島市にあります。例年八月六日の午前八時十五分に「原爆犠牲者の追弔と第二次世界大戦犠牲者、戦死・戦没者の追弔慰霊法要」を執行しています。

 観音院ではこの日から、毎日、お盆の法要を執行します。

■盂蘭盆会(うらぼんえ)は毎日、午前十時、正午十二時、午後二時の三回、ご法要があります。

 合わせて、有縁無縁のすべてのご精霊さまのご菩提をお祈りして施餓鬼供養(せがきくよう)が行われます。

 十四日・十五日はお盆合同法要、十七日・十八日は観音さまのご縁日、永代経法要日です。

 地蔵盆(じぞうぼん)は八月二十三日・二十四日です。

■八月七日(日)は大般若転読法要(だいはんにゃてんどくほうよう)を午前十時より執行します。

 お盆を迎える
■餓鬼(がき)は自分自身の心の中にも住みつくものです。お盆中に乱暴な言葉や粗雑な態度を慎み、清々しい生活をすることもご供養につながっていきます。

 お盆には、親しい故人や先祖代々の御霊(みたま)を偲び、ご家族やご親族と過ごされる時間の中で、お互いに思いやりの心で優しく接していきたいものです。

■故郷に帰省される方、旅行に行かれる方、ご予定も色々でしょうが無理な日程はたてられませんように。車の遠距離運転はなるべく止めて、早めに公共交通機関等を予約しましょう。車に乗られる方は、適度に休憩を取り、時間に余裕を持って安全運転に徹して事故を起こされませんように。

 観自在プレゼント
 八月号は「厄除腕輪念珠(やくよけうでわねんじゅ)」を十名様に贈呈します。

 この珠数は、数珠功徳経、阿弥陀経、瑜伽念誦経、摂真実経、大日経、守護国界経、などの経典にでています、珠数材料を使用して腕輪念珠に仕上げられています。

 珠数房は古来より厄除房と伝わります紫・黄・白・赤・緑の五色が使われています。

▼ハガキにお名前、住所、郵便番号、電話番号、生年月日、月刊観自在のご感想などを添えてご応募下さい。

▼七月号の当選者は
三浦 慶一 様
立石 敏明 様
田中 信子 様の三名様でした。
たくさんの応募ありがとうございました。

 福引商品ご喜捨の御礼
 七月の観音院の七夕・夏まつりには、全国各地の皆さまより「福引の賞品」のお布施を頂きましてまことにありがとうございました。福徳が多くの皆々さまにめぐらされました。心から厚く御礼申し上げます。 柳澤栄信

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