運転中は携帯電話を手に持たないこと 安全第一で交通ルールを守りましょう

運転中は携帯電話を手に持たないこと 安全第一で交通ルールを守りましょう

【寅さん】 蒸し暑さもようやく落ち着いて、良い季節になりましたね。

【住職】 遠出する人も多くなるかな。

【寅さん】 そういえば住職さん、聞いて下さいよ。この間、車を運転していたら、私の携帯が鳴ったんですよ。

【住職】 まさか、電話に出たんじゃないだろうね?

【寅さん】 出ませんよ。誰からの電話か気になって、確認しようとしただけですよ。それなのに、一緒に乗っていた女房が「危ない危ない、電話に出ないで」って叫ぶもんだから、頭にきてるんです。

【住職】 怪我はなかったんだろうね。

【寅さん】 私は大丈夫ですよ。

【住職】 今回は無事だったから良かったけど、ほんの少しでも、片手ハンドルで運転するのは危険だよ。一般道では急に車線変更してくる車や猛スピードで飛び出してくる自転車に対応しなければいけないことがあるし、高速道路ではスピードが出てるから、少しハンドルに当たっただけでも、車がジグザグに動いて、側壁や中央分離帯に衝突して車をこすったりパンパーを壊したりした人もよくいるんだよ。
一歩間違うと大惨事だ。

【寅さん】 電話を確認するのも駄目ですか?

【住職】 運転中に携帯電話を手に持って画像を注視していると道路交通法違反で、罰金を払わなくてはいけなくなるし、違反点数も付くんだよ。

【寅さん】 厳しいなあ。

【住職】 携帯電話のドメイブモードや機内モードを活用するか、運転前に電源を切っておいて、車を停めて落ち着いてから、電源を入れて電話を確認すると良いと思うよ。