豪雨による被災者にお見舞いを申し上げます お盆はご先祖様のご供養をしましょう
【寅さん】七月の集中豪雨で土砂災害に遭われた方は、本当に大変な思いをされたでしようね。
【住職】亡くなられた方のご冥福を祈り、怪我をされた方が早く回復されるようにと願っているよ。
【寅さん】広島では、JRの在来線が全線止まったり、バスや広島電鉄の電車も運行を取りやめたり、台風が直撃したときよりも影響が大きかったですね。
【住職】停電したり、断水したりした地域もあったし、道路が寸断されたせいで物流が滞ったので、多くの人が影響を受けたね。
【寅さん】コンビニやスーパーの棚がいくつも空っぽになっているのを見て「作る人、届ける人がいて、やっとお店に品物が並び、私たちが買うことができる。今まで当然だと思っていたけど、ありがたいことだったんだな」と気付かされました。
【住職】寅さんは、水や食料を大量に備蓄していたから、影響は比較的少なかったんだろう。
【寅さん】そうですね。我が家はしなかったので、その点でも助かりました。八月はお盆の月なので、ご先祖様のご供養のため、施餓鬼の紙塔婆をお願いしておこうと思います。
【住職】それは良い心がけだね。
【寅さん】観音院では、今年は八月五日の第一日曜日、朝十時の大般若会から、お盆のご供養を拝んでいただけるんでしたよね。
【住職】その通り。八月十三日から十六日までが一般的な「お盆」だけど、皆それぞれ事情があるから、早めにお盆のご供養をして、安心してもらえたら良いと思うよ。