観音院は観音町の発祥のお寺 -7月10日・11日 観音院開基記念法要-

観音院は観音町の発祥のお寺 -7月10日・11日 観音院開基記念法要-

観音院縁起 (かんのんいんえんぎ)

観音院は今から四百年余年の昔、慶長六年(西暦1601年)辛丑(かのとうし)七月十日に、増香上人(ぞうこうしょうにん)といわれるとても偉いお坊さまが開かれた由緒あるお寺です。

そして、この地の庄屋であった田頭新蔵(たがしらんぞう)により聖観音(しょうかんのん)さまをお祀りする観音堂を寄進されて以来、この辺りを観音村と呼ぶようになりました。

つまり観音院は、観音町の発祥のお寺なのです。

観音院のみ佛さま

観音院には、とても大勢のみ佛さまがおられます。
その中心になるのが大日如来さまです。本堂には総金箔で荘厳された金剛界の大日如来さまが、二階の客殿には胎蔵界の大日如来さまがおられます。

金剛界の大日如来さま

大日如来さまは真言宗の教主といわれていて、金剛界・胎蔵界曼荼羅の中心のみ佛さまです。

本堂の大日如来さまは、暗くなってからも境内からの参拝することが出来ます。境内は夜間も照明が点けられ明るく、本堂の中は正面の扉を透明にしてありますのでその輝くお姿をご自由に拝んでいただくことが出来ます。

また七福神さまは、大日堂の横、萬倍稲荷さまの向かいにおられますので、しっかり触ってご真言を唱えられて下さい。

大日堂には十八躯体の大日如来さまと、香薬師如来さま、阿弥陀如来さまがお祀りされています。堂内は総金箔、天井にはお燈籠が灯され、台金庫には蓮水が描かれています。

大日堂は観音院に永代供養をお願いされている方々のお堂です。いつもお参りの絶えることのないお堂ですから安心です。

大日堂に納骨されたい方は、住職さんにご相談下さい。