■今年の七月から九月にかけ猛暑日や熱帯夜が何日続いた、熱中症では全国で何万回か救急車が出動。
一時間に八十ミリ降った、一晩に二百ミリ降った、こんな事は生まれて初めて、と言うような話をよく聞くようになりました。
■日中の気温も三十九度超えたとか、しかし、たかだか百二十年くらいの出来事に過ぎません。
■長い地球の歴史からすれば、こんな異常気象以上の極寒酷暑は経験して今日の日本国民は在る訳です。
■だから、広島でマンゴーを育てようか、青森で蜜柑を栽培しようかと言うことは気が早すぎます。三年か五年は続くかも知れませんが、冷暖房で乗切りましょう。
▼デフレは困ったものです。りーマンショックから始まった恐慌も消化していない時期にギリシャの財政危機に発した欧州の金融不安も円安ドル高、これはどの国も財政赤字、大変な問題をはらんでいます。日本政府と日銀のサプライズ為替介入。
▼平均気温が高いと野菜の育ち悪く価格は高騰します。鶏卵も減ります。豚も食欲が無くて出荷が減り、合わせて口蹄疫の問題もあって大変でした。欧州の大穀倉地帯のロシアでも小麦が不作で輸出が禁止されました。日本の食糧事情も、もう少し「米食」に向かえば、少しは楽になります。
失業者の増加は困難な問題です。雇用の増加に、政策的配慮が必要ですね。
▼民主党の代表の選出もこの号をお届けするころには片付いていると思います。ねじれ国会の中で政策を法案化するのは野党となった自民党に残った人や分裂した人達の協力が必要不可欠です。