終身雇用制度は崩壊したように思われます。年功序列制度も終焉
(しゅうえん)したように思います。真面目に定年まで勤めように
も勤め先が無くなったり、不用な人だと言われる。
土地不動産価格の下落も続いています。銀行も安全な預金場所で
は無くなりつつあります。円安は何処が大底か、底割れになるのか
予測がつきません。
年金制度や医療制度も変化するように思えます。確実なものは何
も無いように思います。
はっきりしていることは日本は国も自治体も債務だらけで、税金
は様々に工夫して、取りやすいところから徴税される傾向ですね。
自営業の人は別として多くの人は源泉徴収ですから、手取りは減
る傾向かもしれません。東京都のホテル税なんて面白い発想ですが、
全国の市町村もいろいろと工夫しなくてはなりません。
課税最低所得は引き下げられ、納税者の範囲は広くなるでしょう。
寺院や学校、美術館などの公益法人にも新しい税金が工夫される
ことになります。
人は生活に関して上水道と下水道を使い、ゴミを出し、車を運転
して排気ガスを出し、いろいろと国や市町村に面倒を見てもらって
いますので、ある程度の税金は納めるのが妥当です。
税金より環境の変化の方が大変です。国内産業の空洞化が目立ち
ます。労働組合も賃金よりは雇用の確保を優先する時代です。賃金
が売上げを上回る企業の生き残りは無理です。
日本の国内で生き残るには高い付加価値をもった品物を造ること
です。外国に無いような高い技術で製造したり、加工したり、治療
することが求められます。
利益の有無を考える
事業をしていて赤字が累積しているようだったら閉鎖を考えるの
が最善です。自分の勤務先が赤字を累積していたら、転職を考え
るのが自然です。赤字を累積しているような会社に投資をすれば
運転資金に食われるだけです。お金は慎重に運用してください。