現世に彼岸を創る  観音院は彼岸の橋

現世に彼岸を創る  観音院は彼岸の橋

「彼岸」という言葉は梵語(ぼんご)の「波羅蜜多(パーラミター)」「到彼岸(とうひがん・理想の彼岸に至る)」が略されたものです。

この世の苦しみの此岸(しがん)に対する、彼の岸(かのきし)です。

彼岸には太陽が真東から上って真西に沈みますが、お天道さまといい、母なる太陽に感謝します。

彼岸法要に参集され教典を拝読されたり、お寺に相談にお参りに来られたりし、悩み事を良い方向に導かれ、考え方を整理して生活に穏やかさをたもちましょう。

怒りの心を抑える、愚痴は言わない。人を責めない、子やお年寄りを慈しむ、丁寧な言葉と態度でお彼岸には法要に会い、ご先祖さまの御菩提をお祈りしましょう。

お彼岸は、仏教の教えを実践する「心の運転週間」とし、生活に安定度を高めましょう。