■祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ
■今般の選挙には、皆さんと同じく大きな関心を持ちました。
話を聞けば聞くほど、民主党の地滑り的勝利は推測できました。
自民党には奢りもありました。広島では、歴代二区の候補者で、面識の全く無かったのは平口さんが初めてでした。一区の岸田さんには、亡き父上に住職就任の際には祝賀委員長まで勤めて頂きましたが、未だ面識も何もありません。
私も法主さんも存じないということは、信徒さんもほとんど関心を持たれなかったと思います。
これで参議院と衆議院のネジレ現象はなくなりました。
この民主政権を外国がどのように受け止めるか気になることです。
諸外国は既にこの状態を察知していて、大きな混乱はありません。
落選した人はとても気の毒です。先生が、ただの人になられました。
この影響が一気に地方に降りかかる事は無いと思いますが、自民党の公職にある人は大変ですよ。
地方の組織が崩れると自民党の建て直しは不可能になります。
民主党とて磐石とは言えません。
構成する人々の考え方とその支援団体に幅が有り過ぎます。たとえば、五目飯は美味しいですが常食には向きません。
政治経験の少ない若い人も多く統制や教育が大変でしょう。
今一番選挙結果に困惑し、如何に引き締めを図り、マニフェストの実現に頭を痛めておられるのは民主党の幹部の人たちです。