四月十三日は古くより「十三参り(じゅうさんまいり)」

四月十三日は古くより「十三参り(じゅうさんまいり)」

四月十三日は古くより「十三参り(じゅうさんまいり)」と言い、数え年の十三才のお子さまは男子女子ともに「虚空蔵菩薩さま」にお参りして福徳智慧をお授けいただき、厄除けをいたします。

今年は、平成二十四年生まれのお子さまが「数え年の十三才」になります。

十三才という年頃は、精神的にも肉体的にも大人の仲間入りをする大切な節目として、昔から厄除けをする習わしがあります。

昔は、十三参りは成人式の意味も込められていたようです。

男子は十五才で元服し、女子はお嫁入りの年頃であり、大人としての精神的な自覚を求められました。

現代では、学生であり親の扶養の下でまだまだ子供という気がしますが、複雑な社会の中であらゆる情報が氾濫し、いまだ学歴中心という社会の現実の中で子供にとっては多難な状況があります。

「十三参り」は大人になっていく過程での多感な子供たちに、み仏さまの智慧をお授け頂き心身ともに善き成長がありますようにとご加護を願います。

近年、観音院に十三参りで訪れる方が多くなりました。

インターネットで調べて来られる初めてご参拝の方が多数派です。

電話で、観音院に虚空蔵菩薩がいらっしゃるかのお問い合わせをいただきます。

広島に虚空蔵菩薩さまは観音院にしか無いと言われるのですが、インターネットで検索すると、他寺院にもお祀りされているところはあるようです。

しかし、そのいくつかの寺院から観音院を選ばれたことは、み仏さまの特別なご縁を感じます。

十三参りの厄除けにお参りされたお子さまには「十三参り」のお札がお授けされます。

法要の始まる前にあらかじめ受付でお申込みください。

虚空蔵菩薩さまの御分霊

虚空蔵菩薩さまは、四月の十三参り、学業成就、無事成長の仏さまで入試合格祈願には多くのお参りがあります。

この虚空蔵菩薩さまをご家庭にお迎えされたいと望まれる方も多くおられ、光背と台座を含め高さ二十三センチ程の大きさの御分霊をお授けしております。

多くの方にお迎えして頂こうと院主さんのご希望で低廉にて、ご喜捨は十万円となっております。

分納もご相談に応じますのでご遠慮なくお申し出くださいませ。

虚空蔵菩薩さまをお迎えされたい方は、院主さんにご相談ください。