二月八月、今年は取り分けて大変な年でした

二・八(月)は商いを営むのが難しいと言われてますが、今年も
その通りです。
 かてて加えて、異常気象とも思われる熱い夏でした。政界も大変
です、秘書給与疑惑なんて、あれ自体が、不正を生じる構造になっ
ています。
 ドル安傾向は終末が予想されるような在りかただし、円高介入で
日銀も不安なことです。世界的恐慌に突入するのかと思うと大変に
不安ですね。
 中東の政治不安も爆発寸前のようで、気が許せません。遠方では
無くて、中国や北朝鮮の関係のあり方も日本が翻弄されているよう
に見えなくもない。
 ことほどさように、諸外国との交渉が金属疲労を起こしているよ
うに見えてなりません。
 昔に復元できるものでは絶対に無いし、これから先がどのように
なるのか、何方(どなた)も的確な説明ができない。
 政情は極めて不安だし、昨年の総理支持率なんて夢のまた夢。

 海も山も気息奄奄(えんえん)としている、家伝の秘薬ではもう
駄目だ。親から子へと引き継ぐ職業は成立しにくい。徒弟(とてい)
制度の技術が伝えられる経済の基盤も弱くなった。
 エンロンやワールドコム、ゼロックスのような粉飾決算、著名な
会計事務所が関与していて、この有り様だ。米ドルは基軸通貨から
脱落しつつある。
 それでも、日本は多額の買い支えをしているが、一寸先は闇だ。
もうアナリストやエコノミストの言うことは疑ってかかったほうが
適切な世の中かも。
 負債は負わない、借金は保証しない、借金しない、金を貸さない、
欲しいものはお金に余裕が出来てから買うこと。
 さりとて、閉鎖的で一人で生きて行けるとは考えぬ方が良いし・・・
農地を買って、耕し、自分が消費するものは自分で供給するよう
な考え方が生き抜く知恵かもしれない。

■情報説明責任■
情報開示は、これからの世の中を生きぬく秘訣です。遵法精神も大切
になります。これには「十善戒」の不妄語、不綺語、不両舌、不慳貪、
不瞋恚、不邪見は大切な考え方です。
説明は、分かり易く、見る人聞く人の立場で、思いやり深くなされて、
情報開示の責任が果たされたことになります。難解な説明は駄目です。