ジャパン・シンドローム

■ジャパン・アズ・ナンバーワンと言う本が出されて、それから三十年経った今、日本が示す教訓は、かつてのように勇気づけられるものではありません。

 高齢化社会の到来である。観音院には六十歳以上が四人いるし、法主さんは「私に至ってはもう直ぐ七十八歳」と言っておられます。

 定年を設けようが無いから、何となく働いているが、二十年前に比較すると寺も少し老いたよう。

▼ハローワークに求人すると観音院の業務をこなせる程のスキルを持っておられないので職安の利用は廃止の方向で諦めました。一人の人を雇用すると五十万円乃至百万円の費用が必要です。

■法主さんは、昨年、血管にステントを入れる手術されましたし、職員の一人は二月に二週間くらい入院し手術しました。

■この非常時を乗り切るには信徒さまのご協力を得る以外の方法が有りません、協力をお願いします。

▼毎日の法要を執行する、三月は決算、四月には役員会を開催するなどたくさん仕事があります。

▼五月になれば乗り越えていることは確実ですから心配はいりません。歳月は、淡々と流れて行くもので良くしたものです。

■私は日々の法要を真面目に営み、み仏さまのご加護に頼ります。

 日本は奈落(ならく)へ向かっていると言う節もあり、世界一の国と評された事もあります。

■法主さんの「全てに愛を、光と祈りを」を実行してまいります。

 ある意味ではそれほど悲観もしてませんし、楽観もしてません。

 皆さんも新学期に向けて、希望を持って、出来るだけ楽しく生きて下さるよう祈ります。