お盆と施餓鬼の季節ですね

■お盆は暑くて大変です。広島は原爆の八月六日から法要が始まりますので十六日の日曜日までは息も耐えだえのような思いです。

■盆明けに死ぬ僧侶は多いですから、気を付けて過ごさねばなりません。まあ、生死の予定は立ちませんよ、僧侶でも。

■ご先祖を大切にしない家は駄目ですね。墓に雑草は生えるし、家運も傾きます。お盆の後の墓掃除をしてるとよく分かります。

■法事もろくにしないで、今日を生きてる人は、地獄に住まれてご自身の不幸を嘆いておられます。

■水子さんの供養をしないのは、人でなしです。先ず幸せになれるはずもありません。

■愛玩動物に戒名を付けて供養して下さいと言われるような方は、お仕事も立派にされてます。

■地獄極楽は、結局ご自分でこの世に作られるのだと思います。

■最近は、我が行いの不始末でした水子さんの供養もしないくらいだから、兄弟や親の供養なんて考えもしなかったような人が当たり前の風潮かも知れません。

■照明が明るくなってご先祖さまのお化けも出難い雰囲気です。

■供養に何年も来られない家の墓を集めて合葬して寺で供養をして上げようかと計画を立ててます。

■遠くに転居されて、その人たちのために川崎に関東担当事務所と関西担当の神戸事務所を設けております。寺は寺としての最大限の努力をしています。

■お盆に家族が集まったら、ご先祖さまの話題に帰って報恩感謝の気持ちが持って下さい。
■世の中が餓鬼道に堕ちてしまって、お施餓鬼を疎かにすることが出来なくなりました。