【令和七年五月】第五百二十九座 大般若転読法要のご案内
観音院では、令和七年五月四日(第一日曜日)午前十時より、第五百二十九座 大般若転読法要を厳修いたします。
あわせて、通算七万千七百九十四座目となるお護摩修行も執行いたします。
五月は水子供養とご先祖供養の月です
古くから、五月は「水子供養」の月とされております。
この世に生まれ出たものの、何らかの理由で幼くして命を閉じたお子さま、あるいはこの世の光を見ることなく旅立った命——水子さまへのご供養を志す方が多くお参りに訪れます。
水子供養とは、単なる弔いではなく、残された私たちが「感謝の心」をもって命の尊さを見つめ直す大切な時間でもあります。
有縁・無縁の精霊への感謝と供養を
大般若経の転読とお護摩は、心身の安寧を祈ると同時に、私たち一人ひとりがこれまで支えられてきたご先祖さまや、直接の関わりはないけれどもご縁ある**無縁仏(精霊)**への供養としても、多くの方々にお参りいただいております。
「生きとし生けるもの」すべてに感謝を捧げることは、現代を生きる私たちにとっても、心のよりどころとなる大切な行いです。
どなたでもお参りいただけます
大般若転読法要、お護摩、お塔婆供養など、どなたでもご参加いただけます。
静かに手を合わせるひとときが、ご自身や大切な方々への想いを深めるきっかけになれば幸いです。
皆さまのお参りを心よりお待ち申し上げております。