2016-11

毎月月始め1~5日までは「月始め祈願の日」です。 今月も縁起良く始めます。 お願い事が叶い、家内安全で、今年も良い月となりますように、願掛けをしていただくご縁日です。

食事の用意をする食当（じきとう）は、自分の生食皿のお米を移したら素早く念珠を懐中しお椀の回収をして、食堂正面上座にある仏壇に御供えをします。 回収したお米と水を一つに集め、余分な水はタライに移すのですが、ここでも素早く、音を立てずに行動...

ご参拝された方には来年の干支、酉の貯金箱をプレゼントさせて頂きます。 皆様に福運、金運が良く集まるように、本堂にて念入りに御祈願が成されております。 貯金箱は、十二月一日よりお渡し致しますので、ご希望される方は、お一人様一つお持ち帰...

そこから一般の院生達も続いて「咒願（しゅがん）」と呼ばれる、施しをして下さった方々の災いを祓い福を増すお経をお唱えします。 ここで出始めの「三鉢羅佉多（さんぱらぎゃた）」があまりにも良い滑り出しだと、本来院生が入らない「平等行食」をつい言っ...

◆ここ数年、パワースポットにお参りする人が増えていると聞きます。 テレビ等でも、お寺や僧侶の特集が見受けられますね。形の無い、祈りと言うものに人々の関心が集まっているのかもしれません。 ◆観音院では、本尊の大日如来さまや、子安観世音菩薩...

■最近は満年齢でされる方も増えているようですが、本来は子供の厄年に該当する数え年の三才、五才、七才にお寺や神社にお参りして厄を祓ってもらいます。 数え年と言うのは、生まれた時から年の十二月末日までを一歳とし、年が明けると二歳になる年齢の数え...

今月はこの高野山修行日記で何度か話題にあげながらも、詳しいお話はしていなかった「食事略作法（じきじりゃくささほう）」とその風景についてお話をいたします。 まず本来、僧侶の生活は食事も修行の一環として、一日二食となっているそうです。それで...