日本人は日常生活で日本が領土問題を抱えて居ることを失念しています。竹島、尖閣諸島であたふたしているのは迂闊です。
中国はベトナム沖の西沙諸島、フィリピン沖の南沙諸島、インドの奥地でも領土問題を抱えてます。
領土問題は激しくナショナリズムを喚起します。
世界の領土問題は四十件を超えます。地球はグローバル化したように見えても帝国主義時代の名残り、資源の権益争い、民族や宗教問題もあってその事情は一様には考えられません。
軒先一寸の土地で隣近所が絶交状態なんて話も良く聞きます。
海洋資源に恵まれた南シナ海をめぐってベトナムやフィリピンと鍔迫り合いをしています。
切っ掛け次第で、今回のような大騒動になります。南鳥島なんて波のまにまに浮き沈みするような状態で膨大な日本領海を主張しています。反日運動と化して略奪放火に至ったのは中国政府の計算間違い。下手すると体制批判に結び付きかねない。
竹島は難しいですね。ガチガチに韓国の要塞化にされてます。
国際司法裁判所の役割は期待できません。ここで解決したのは設立以来十件くらい。腕尽くで分捕る感じが多いですね。
日本は中国と腕相撲をしてでも尖閣諸島を保有する態勢が取れるか否か、覚悟が疑わしい。
領土紛争は落とし処がとても難しいですね。将来に尾を引かぬよう片付けて置きたいですね。
