観音院 法主カレー

観音院では毎日、午前10時、正午12時、午後2時の三座のご法要を執行しております。この法要は、毎日休みなく年間を通じて行われています。
ありがたいお経の後は、法主カレーで腹を満たして福をしっかりと蓄えてくださいませ。
カレーは午前10時のご法要の後と、正午12時のご法要の後にお接待させていただいております。

法主カレーを食べると萬腹を授かると言われています。このカレーは毎日大勢のお参りの方々にお召し上がりいただいているのだから大量に作られる、当然ながら作る方も大人数というのは皆さんが思われることでしよう

ところがカレーライスは、たった一人の職員が作っているのです。

テーブルの上の大きな鍋をかき混ぜているのがその人、山口秀麗さんです。

お寺の職員になられる前は三十五年間も料理店を経営されていた方で、料理の腕は一級品です。

毎日のように、山ほどの野菜の皮をむいて切り、大量のお肉と一緒に大型の圧力鍋で煮込んでいます。ルウはこ家庭で使われているものと一緒なのにとっても美味しいのは、これが秘訣かもしれません。

お肉は良質のお肉を買っています。
毎月、沢山のスジ肉をお供えくださる信徒さんもおられます。

スジ肉といえば硬いと決め込んでおられる方もいらっしゃるとは思いますが、もともと良質のお肉の上、圧力鍋で煮込んでありますので、口の中でとろけてしまいます。形の残っているスジ肉も、噛んでみればとても柔らかくてビックリされることでしよう。

もちろん、カレー用の角切り牛肉も、とっても柔らかくて美味しいですよ。
野菜も信徒さんにお供えいただいた物を使っていますが、なんせ作る量が半端ないので足りなくて買い足している状態です。

普段の日は法要の後に、カレーを召し上がる方にお声がけさせていいただいておりますが、ご参拝の方の人数の多い日は法要の前にクリップボードをまわしております。カレーライスのお接待の用紙にカレーを召し上がる方のお名前と人数をご記入くださいませ。

もし、カレーのお接待の申し込みを忘れてしまったら。ご安心ください。その旨を受付にお申し出いただければ、ご用意させていただきます。

尚、大変申し訳ないのですが、お接待は少人数で行っておりますまでお待たせすることもあると思います。恐れ入りますが少々お待ちくださいませ。

カレーを温めたり、お皿に注いだりと時間のかかることもあります。

我こそはという方にはカレーライスを運ぶお手伝いをお願いしたく、お力をお貸しくださいませ。

また、ご法事のお食事に召し上がっていただく方様には、ご法事の予約をされる時に事前にカレーを召し上がる人数をお知らせいただくと幸いです。

美味しいカレーを食べた後は、ほうじ茶やコーヒーのご用意がありますので、ごゆっくりとお寛ぎください。
ところで、前述の山口さんは台所の係だけではありません。

受付はもちろんのことですが、法要後のお茶のお接待、ご依頼を承った護摩木を書かれたり、更にはお札やお守りも書かれます。

法要にも時々入られてお経をあげられます。良く響く低音のとってもいいお声なんですよ。もちろん、法要の導師も出来ます。

お寺の専従職員になられる前は、加行者として頑張っておられましたので、導師が出来るのです。

いつもニコニコしてとっても優しい方ですので、お気軽にお声がけしてみてください。

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