生きる上で一番大切な事は 殺生をしない事です (後編)

【寅さん】 友達から会社の経営が上手く行かないので金を貸してくれと言われて、院家さんの教えに基づいて拒否しました。

【院家さん】 事業をしていて行き詰った場合の負債は、友人関係で保障できるような簡単な物ではない。お金を貸したら約束通り返して貰える事は少ない。その時に寅さんがお金がどうしても必要なら、立派な債鬼になる。債鬼になる事も、債鬼に追われる事もどちらも殺生
な事で避けた方が良い。

【寅さん】 知らない人から電話が有って美味しい話に乗せられて出費した事が有る。この時は殺してやりたいと思うぐらい腹が立ち、自分の馬鹿さ加減に愛想が尽きかけた。

【院家さん】 人を騙してお金を詐取する人は年中殺生をしている事にになる。働かずしてお金を得ようと考える人は殺生する人だ。ただし、一生懸命に生きてそれでもどん詰まって生活保護を受けるようになるのは、これは再起する賢明な事と言えよう。信徒んのお母さんが癌になられてその上、離婚されるという。そこで旦那さんが慰謝料を払うので三百万円出世払いで貸してくれと言われたので貸したが、結局離婚はしなかった。
これは奥さんが旧姓で蛙を送って来て、さも離婚するかのように錯覚させた。その蛙の腹に千九百九十年十一月と何故か書いてある。この人は当時弁護士になり立てで、自分のアルコール中毒を治すために市民病院に入院する費用を充てたのだろう。三百万円と言えば私が一生懸命働いても一年やそこらでは貯金できない。有耶無耶にされてしまったけど、先般ネットで検索していたらこの弁護士さんは依頼者のお金の清算に絡んで不徳が有り懲戒処分を受けていた。
現在も貯金は一切合財合わせても三百万円は無い。殺生な弁護士もおるものだと皆さんも気を付けなさい。

月刊観自在平成26年11月号より抜粋 記事の続きは、観音院寺務所(TEL 082-233-5000)へお問い合わせください。

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