十月十六日、十八日の午前十一時から「燈籠供養、萬倍会」を執行致します。
観音院に燈籠を奉納されている方には、案内のお葉書きをお送りしていますので気を付けてお参り下さい。
燈籠の光は亡き方々の世界を示す極楽の世界でもあるし、迷い多き衆生の世界と、その道を御仏様の智慧で照らす導きの光と捉えても良いね。
萬燈会当日は多数の僧侶が出仕して、皆様が灯された燈明が本堂を照らす中、散華で本堂を清め荘厳して、厳かに法会を執行する運びとなっています。
僧侶一同、皆様のご多幸、先祖、精霊のご供養を心を込めて執行致します。
燈籠を奉納されている方、そうでない方。参列された方、されなかった方の区別なく、この光は遍く(あまねく)全てを照らしてくださる。
秋もいよいよ本格的になって来ると陽が無い時間帯はちょっと寒くなるね。
過ごしやすいと言えば過ごしやすいけれども、知らぬうちに体が冷え切っている事もたまにあるだろう。
風邪を引いたりする事が無いように体調管理をしっかりして、元気に冬を迎え入れるようにしましょう。
「いたわり、慈しみ、思いやり、相手の立場で考える」自分の健康に気を違うのと同じように、家族や周囲の人の体調変化や、無理をしてないかを察知してあげる事が出来れば言う事は無いね。
そうは言っても、「一朝一夕」にできる事ではないから、日々思いやりを持って人と繋がる事がなにより。
自分も他人も大切にする事が、心に明かりを灯す事に繋がり、善き生活を生み出す基本となります。