【日曜日 朝の言葉】あたたかき心を持ちて励み行く。

まことの道「日曜日 朝の言葉」

あたたかき心を持ちて励み行く。

われら今日も生きてあり。
万物を羽包(はぐく)み育て、すべてを差別なく、善きも悪しきも
平等しく照らしたまえる真言(しんごん)の みほとけに心から
この身を献(ささ)げたてまつる。
われら この身この生(しょう)において みほとけの身とならん
と願うがゆえに、身と口と意(こころ)のうえに常にあたたかき心
もちて励み行かん。
さればみほとけは問いたまう、よく十善の道を守り、朝の言葉によりて生き行くや。
われら誓いたてまつる、われら幸いを得んがために十善の道を奉ずるにあらず、安楽を得んがために朝の言葉を立てるにあらず、みほとけの説きたまえることを信じるがゆえに、十善の道を奉じ、朝の言葉にて生き行くなり、みほとけの説きたまえるところに従って、この身この生において苦しみ多く、往きて無限の地獄に沈むとも、われ喜んでみほとけの心のままに生き往かん。
みほとけは説きたまえり、善いかな金剛のさとりを求めるものよ、つねにほろびぬものとして、このみ教えを持つものは、いかなる障りも打ちくだき、ほとけ菩薩のみ位も、すべての悉地も得らるべし。

タイトルとURLをコピーしました